何もしてないのに壊れた

たぶん、何かしてる

ジューンブライドとかいうウェディングハラスメント

「明るいカツアゲ」とはよく言ったもので。 独身の女性社員がいる。どうやら友人が結婚するようだ。 接客業なので基本土日は仕事になるので有給の申請に来たようだ。 「何で!貴重な!有給を!結婚式に使わないといけないんですか!」 こんな有給の申請ある…

白雪姫だけど「魔法の鏡」がマジ空気読めない

「私、サバサバしてるタイプなんで嘘とか付けないんですよねー」とか言っちゃうタイプ。 何か知らないけど家(お城)に魔女(継母)が住んでる。 で、その魔女が毎日独り言を言ってて超気持ち悪い。何言ってるのか気になって聞き耳立ててたら 「世界で一番美しい…

桃太郎(無職)だけど親(育ての)が鬼退治に行けってうるさい

鬼退治っていう名の仕事ですけどね。 鬼退治の前に本当の両親に会いたいって気持ちがあるんだけど全然教えてくれないの、親の情報。 「お前は桃から生まれた」の一点張り。最初に笑ってあげたのが良くなかったのかな、もうそれしか言わなくなっちゃってんの…

「ちょっと調べればすぐ分かる事」を誰かに聞く人って何なの?

その手に持ってるスマホは壊れてるの? 今年の新入社員にこのタイプの女性がいた。 確かに新人研修の時に「分からない事があれば何でも聞いてね」って言った。 でもそれは仕事の話な訳で。明日の天気とかネイルの予約が取れるかとかは僕に聞かれても困る。 …

「自分探し」っていう旅行

「私、自分探しの旅に出ようと思ってます」 今年、卒業を迎えた女子大生が言っていた。 彼女は就職が決まらなかった。 友人達は就職が決まり卒業旅行に行くのだが自分はどうすべきか。 旅行に行ってる場合じゃない、でも行きたい。 悩んだ結果、自分探しとい…

オタクと一般人の境界線

「『honey』もう読みましたか?」 職場のジャニオタから聞かれた。 どうやらジャニーズが主演の映画のようだ。 もうすぐ公開されるので漫画を読んで予習したかという事らしいのだが、驚くことに彼女とこの話をした事は1度も無い。話の展開が急過ぎる。彼女の…

ホワイトデーのお返しを辞めよう

ホワイトデーって「センスの良さアピールコンテスト」になってるよね バレンタインのお返しをどうするか男性社員で集まって相談していた。 今年のバレンタインは「義理チョコを辞めよう」という革命があったのでみんなそんなにチョコを貰っていなかった。な…

「遅刻したらタトゥー入れます」

よく時間に遅れる女性がいた。 遅刻の理由というのは基本的に「寝坊」か「公共交通機関の乱れ」が多い。 この女性も「寝坊」が多かったが「バスを乗り過ごした」事もあった。 「バスを乗り過ごしたって何してたの?」って聞いてみると、 「バスの外に見える…

バレンタイン、義理チョコやめるってよ

職場の同僚が話していた。それを聞いた僕は衝撃を隠しきれなかった。 もちろんGODIVAのニュースは知っていた。「義理チョコをやめよう」という内容だった。 去年までは「友チョコ」だの「逆チョコ」だのしまいには「自分チョコ」とか言い出す始末だったにも…

「誰にも言ってないんですけど、実は私ジャニオタなんです」

新しく入ったアルバイトの女性にカミングアウトされた。それは本当に不意の出来事だった。 とりとめのない、何の生産性もない日常会話をしていたはずだった。社交辞令の入り混じる当たり障りのない会話。からの急展開。寝耳に水って本当に言い得て妙だと思う…

LINEの「送信取消」機能が追加されると1つ恋愛テクニックが使えなくなる

「恋愛の話だったら何でも聞いてね」と言っている女性がいた。彼女が言うには恋愛は駆け引きが重要らしい。押したり引いたりギャップを見せたりしながら駆け引きを楽しむのだという。 周りの女性達は彼女の話を「その話、超分かるー」と相槌を打ちながら聞い…

休日って何かしてなきゃダメなの?

「お休みの日はいつも何されてるんですか?」 職場の休憩所で偶然一緒になった女性社員に言われた。この女性とは「仕事で時々話すくらいの関係」なのでプライベートでの関わりは皆無だ。さて、何を話したものかと模索していると、女性の方から話しかけてきて…

かわいいと思った子が阿部サダヲに似ている

いつも同じ角度で写真に写ってる女性がいた。その角度が一番自信があるそうだ。 写真フォルダには見事なまでに同じ角度、同じ表情の写真が並んでいた。インスタにアップする写真を選ぶ為に写真を10枚以上撮るのでスクロールしても同じ写真が出てくる。僕は出…

仕事をする理由ってお金が欲しい以外にあるんですか?

「それなのに志望動機とか色々聞かれても困るんですけど!!」 学生アルバイトの女性は酷く疲弊していた。言いようのない劣等感と焦燥感に駆られ、怒りと諦めにも似た感情が複雑に入り混じった表情で、「もうホントどうしたらいいか分からないです」と嘆いて…

コストコに行くとバカになる

「すごい否定されるんですけど!じゃあみんながみんなコストコ好きじゃないとダメなんですか!?」 朝から女性社員がエキサイトしていた。忘れていた記憶を慌てて取り戻すかのように、急に肌寒くなる気候の変化に対応する術を持ち合わせていない僕は、いつも…

犬好きに悪い人はいないっていうアレ

「じゃあ猫好きは悪い人なんですか?」 女性社員は憤りを隠せなかった。「それって犬好きの人が勝手に言ってるだけですよね」「犬好きの人ってすぐそういう事を言う」と。確かにこんな事を言い出したのは間違いなく犬好きの人だろう。「良い」か「悪い」か、…

「イケメン」じゃないほう

イケメンの新入社員が来ると女性達はいつも歓喜する。僕は大きくため息をつき、そっと頬に手をあてる。朝方、ノラ猫に餌をやろうとして引っ掻かれたキズを確認する為だ。小さくか細い…しかし鋭い3本の爪で残された傷跡に酷く落胆していると「アディダスみた…

笑ってはいけない健康診断

久しぶりに会った友人から「元気してた?」って聞かれたら「病気してた」って答えています。基本的に病弱なんですが見た目がもうそんな感じなので「身体が弱いんですよ」と言っても「見れば分かります」って言われる。 朝起きたら毎日頭痛。痛む虫歯。上がら…

女性が多い職場で働くということ

よく、男性の友人に言われる。女性が多い職場で羨ましいと。出会いがたくさんあっていいなと。 僕は見ていたTwitterから視線を外し、丁寧にiPhoneの電源を消して、大きく、ため息をついた。 「ちょっと待って」とつい先程まで見ていたTwitterに引きずられな…

美容院という髪を切る以外で疲弊する魔境

美容院が苦手。というか美容師さんが苦手というか。先ず指名制というのがもう無理。ホストクラブもキャバクラも行かない、プロ野球のドラフトにかかる事もない僕にとって唯一の指名制。たくさんいる中から1人を選ぶなんて無理ゲーでしかない。結果ガチャを引…

インスタ画像を盛るという逆効果しかない愚行

学生の頃、テスト前になると「全然勉強してないわー」っと言う友人がいた。僕はそれを信じた。テストの点数が悪くても1人じゃないと安心した。しかし蓋を開けてみればその友人は思いのほか良い点数だった。本当に全く勉強してなかった僕は酷く落胆する。 セ…